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みちのくふたり旅

奥 入 瀬 渓 流 世界遺産「白 神 山 地」

日頃、パソコンの電磁波と排気ガスと冷房にやられているおかげで、
無性に森林浴がしたくなるときがある。
よし、今年の夏は山だ!それもとびっきりの癒しエリアに行こう!ということで、
候補地「上高地」のあまりの(価格の)高さに軽く諦め、北のスーパー癒しポイント
「奥入瀬」「白神山地」を両方制覇する旅に出た。
聞きしに勝る安らぎエリア…素晴らしいです。


1日目 平成17年8月7日(日) 自宅→東京→盛岡→十和田湖→奥入瀬渓流

そういえば筆者、東北は未踏の地である。電車で通過したことはあるが、本格的に旅行するのは初めてである。妻は2度目だそうで。
今回も朝早く、東京駅7:20発はやて217号に乗り込む。日曜日だから東京までずっと座れたけどね。
約2時間半、9:59に盛岡駅に到着。やっぱり東京よりは蒸し暑さ度が低いね。
いわゆる「トレン太くん」ツアーでして、ここからレンタカーで十和田湖方面へ移動。東北自動車道の盛岡ICから小坂ICまで約100km。当然道はガラガラ。小坂ICから約30kmで十和田湖へ到着。その道のりも、広葉樹茂る森の中の快適ドライブで、既に緑満喫状態である。

「はやて217号」。朝飯食って本読んで寝たら
もうそこは盛岡。
で、あっという間に十和田湖着。天気はまずまず、晴れ間ものぞく。
本気出したらこんなもんさ。

パノラマ合成。十和田湖は二重式のカルデラ湖で、海抜400m、周囲は約46.2m、湖の最深部326.8mと日本第3位。
湖面は静かで、藍色が深く美しい。奥に見えるは八甲田山(の方)。

湖畔もひたすら落ち着き、静寂そのもの。 昼飯は湖畔の「十和田食堂」にて。

店の中は正しく「食堂」の中って感じ。
美味しいからってそんなにらまなくても。
ニジマス丼なり。あっさりサクサクでうまい。

さて、腹ごしらえをした後はいよいよ奥入瀬渓流に向かいます。この渓流は十和田湖から唯一流れ出す河川で、子の口から焼山に至る約14kmの流れとその周囲の自然が見どころの景勝地。JRのポスターで緑あふれる景観をご記憶の方も多いでしょう。まさに、そのままの景色がありました。

渓流沿いの国道102号線を下っていく。こんな緑のトンネルが
延々と続くんですよ。
10分ほどで「石ヶ戸休憩所」に到着。ここでしばらく散策。
子の口に向かっていきます。

石ヶ戸(いしげど)。左のカツラの木に、厚さ1mもある一枚岩が
乗りかかり、祠を作っている。
こんな案内図あり。全行程、ゆっくり歩くと5時間くらいかかるって。
そんな根性のない我々は、所々車で端折りました。

トンボ君もフレンドリー。 新緑と見間違うほどの緑色が水面に映る。

たゆたう流れ。

近い所だと、車道の約2m横をこんな渓流が流れている。サラサラと流れる音も、流れが急になってザーザーと音を立てるところも、滝の力強い音も、窓を開けて走っていると心地よく飛び込んでくる。何より緑以外に色が無い!緑色のドルビーサラウンドって感じ(ってどんな感じ?)。新緑でもないのにこの明るい緑は何なの?
本当はどこか駐車場に停めて、歩きorチャリで散策するのが正解なんだろうけど、絶景ポイントの間は結構な距離を移動しなくちゃいけないので、ラクして路駐してました。観光客がピークじゃないときはそれもOKか!?

奥入瀬のハイライトの一つ「阿修羅の流れ」。ここでは水しぶきを上げて
轟々と力強く流れていく。2人で川にハマっているのではない。
苔むす岩に流れがぶつかる。
顔を右に向けるとこんな風景に。人も車も多い。

「阿修羅の流れ」全景。PCの前で暑くなってる貴方、これを見て少しでも涼しくなってくださいませ。

こんなに流れが激しいと思わなかった。
優美というより豪壮という単語が相応しい。
阿修羅の流れ、動画公開中!!
ゴーゴーうるさいかもしれません。
会社で見るときは要注意。

↓↓PUSH!!

(WMV形式、約15秒、434KB)

少し移動して「雲井の滝」へ。
高さ25m、2段の滝です。
緑の中の滝っていいねえ。涼しいし。
水も冷たーい
マイナスイオン浴びまくりの図。
ついでに水しぶきもね。

こういう空間を何と形容していいかわからない。どこもかしこも絵になりすぎ。
自然の造形美ですね。川と木々がこんなにマッチしているところは他に知らない。
対岸に隠れるように落ちているのは
「白布の滝」

緑のトンネルを緩やかな流れが続いていく。
手に持つは奥入瀬地ミネラルウォーター。
「白銀の流れ」近くの渓流。釣りでもしたくなるぞ。
釣り人はいなかったけど。

終点近くの「銚子大滝」。渓流の本流にかかる唯一の滝である。 高さ7m、幅20mの水量豊かな大滝。これと同じ量がどこかから
十和田湖に注いでいるんだなと思うと、自然の神秘を感じる。

先ほどの「石ヶ戸休憩所」に戻ってソフトクリームを食って一休み。いやいや、半年分くらいの緑を堪能したね。目に見えるものは、川の色と木々の幹と車・人間以外は全て緑色だからね。そうとう目に優しそう。
花の咲く植物はあまりなくて、シダ系の草が割と多いのが少し驚き。やっぱり、針葉樹の真っすぐでトゲトゲしたシルエットがないから、木々の中にいても穏やかな気持ちになるんだねえ。偉大な日本の森ですよ、これは。気持ちよかったー。

5時過ぎに奥入瀬を離れ、宿泊先のホテル十和田荘に向かう。こちらは残念ながら十和田湖の湖面は部屋から見えない。千人以上宿泊できる、ちょっと古めの大型温泉ホテルという趣である。
部屋に入って速攻一風呂浴び、それから夕食タイムである。最初に仲居さんが来て色々説明してくれたんだけど、ゆっくりしゃべってくれてるはずだが、微妙に聞き取れない。東北弁、というか青森弁か。発音とかイントネーションとかが違うのもあり、ほとんど外国語の域に達しているな。日本語だと思うからいかんのか(メチャクチャ)。

大型のホタテ。この後も色んな場面でホタテが出てきたから、
よく取れるんやろうね。
鮭に似てるけど、ニジマスの刺身。鮭より脂は少なく、
くせも無くあっさり。

これは定番の「きりたんぽ鍋」だ。ダシに浸されて
味がしみこみ、美味なり。
テレビの天気予報を見てると、明日からいきなり雨マークが出てるやん!週間天気ではそんなこと言ってないで!!気象庁に騙されたわ。

やはり国内の旅は雨から逃げられないんでしょうか… 豊富な過去実績がそれを物語っておりますが。
台風じゃないだけマシか!?

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2日目 平成17年8月8日(月) 十和田湖→弘前→白神山地→十和田湖

目覚めたら、そこはどんより雲の下だった。
夜のうちに雨も降ってたらしい。地面が濡れている。ま、とにかく行ってみましょう、「世界遺産 白神山地」へ!!

バイキングの朝食をたらふく詰め込み、8時頃にホテルを出発。片道約100kmの道のりである。結構あるねい。
行く前に立てていた予定は、@きっといい天気だから、まず途中の弘前で弁当を購入しよう A白神山地を流れる清流で水を汲み、Bそれを飲みつつ太陽の下緑の中の川原で弁当を食おう! という画に描いたようなピクニックランチでした。それが・・・

一応ね、ホテル出る時はね、止んでたんだけどね・・・ 弘前に向かう頃から小降り→本降りに順調に成長。
そろそろ山道に入るという頃、夕立のようなザーザー降り。
こうなるとツイてるとかそういう次元じゃないね。
もって生まれた運命と書いてさだめと読む、みたいな。

取りあえず、天気は悪いが弘前駅で焼き鯖弁当を購入。ま、いざとなりゃ車の中で食おうってことで。雨カッパまで買っちゃいましたよ。
白神山地に近づくにしたがい、更に強さを増す雨。なんか向こうから帰ってくる車がいるような・・・気のせいか?この分じゃピクニックどころか遭難しかねないなとちょっとビビり始める。

しかーし、ここまで読んできた読者の方の期待を裏切って本当に申し訳ない。「あ〜あ、かわいそうに」と思いつつやっぱ雨夫婦なのねと妙に納得していたそこの貴方!本当に残念だが、白神山地の入り口「暗門(あんもん)」に着いたらすっかり雨が止んじゃった!どころか日が射してきた!素晴らしい!!太陽バンザイ!!せっかく買ったカッパがお荷物になったじゃないか!

まずはここ「アクアグリーンビレッジ ANMON」にて車を停め、地図をゲット。ここにはお土産屋・温泉・キャンプ場・釣堀など一通りの施設が集まったポイントだ。ここから「暗門の滝」まで歩き。

【世界遺産 白神山地について】

青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000haに及ぶ広大な山地帯の総称。このうち原生的なブナ林で占められている区域16,971haが1993年12月、屋久島と共に世界遺産として登録された。

白神山地の特徴は、人為の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布していることにある。特に世界遺産地域は、最も良く原生状態が保たれており、その価値は地球的に見ても極めて重要であると評価されている。

 ブナ林は、動物の餌となる植物が多く、他の森林に比較して豊富な動物が生息しているほか、水源涵養機能や地表侵食防止機能なども高いのが特徴。


世界遺産地域は、中央部の核心地域と、周辺の緩衝地域に分かれ、これらの地域は世界遺産指定時より開発を行わず、現状のまま保護されることになっている。従って、これらの地域には遺産指定以前からあった登山道以外には道はなく、今後も恒久的に整備されない予定である。特に核心地域には道らしい道はない。また、核心地域に入るには、事前、あるいは当日までに森林管理署長の許可を得る必要があり、人の影響を極力排除している。
暗門の滝  @アクアグリーンビレッジ ANMON  A津軽峠

「アクアグリーンビレッジ ANMON」にて
地図を入手。
ホント、雨が上がってよかった。この奥が白神山地だ!!
メチャラフなお方。
「暗門の滝」歩道入り口。我々は生ぬるい下道では
なく、真の白神を求めて左手の山道へ向かう。

入り口近くには、贅沢にもブナ林から汲み上げた水飲み場が!
なんというか・・・ すーっとのどに馴染む感覚。うまい。
ここから暗門の第3の滝まで暗門川沿いに歩くと約35分。でもそれじゃつまらんので、左手の山道を歩く「ブナ林散策道」にチャレンジ!
手軽に世界遺産の緩衝地域を歩けるが、結構急な坂もあるので要注意。

結論。絶対絶対この道の方が良い!! 白神山地の真髄を垣間見ることができるし、なんだか少年時代を思い出して懐かしさがこみ上げてきます。

「ブナ林散策道」にて、ブナの木をバックに。
足元はグチャ気味の腐葉土が柔らかい。
鬱蒼とした森。晴れて元気になったセミの声だけ。せせらぎからは水蒸気が立ち上り、雨に濡れた葉の
緑がさらに深みを増す。芳しい土のにおい。日本人の遺伝子は、違和感無く受け入れます。

こんなコワイ色のキノコは目立つ。
食ってみたいとは思わんが。
暗門川沿いのルートに戻る。こんな危なそうな
道もあり。増水時は通行禁止だって。
小1時間で第3の滝に到着。二日連続でマイナス
イオン浴びまくり。あんなとこに妻を発見。

ちょっと時間食ったし、本当はあと2つあるけどここらで昼飯にして引き返そう。ってことで、冗談半分に買ったつもりの弁当をこれ見よがしに取り出し、川原で喰らう!もちろん「ブナの水」付きさ! あー、至福のランチタイム。やっぱ渓流を見ながら食う飯は格別だね。いいだろー、ははは。勝利だ!(何に?)。

こんなとこなら何を食っても美味いさ。あでも、焼き鯖弁当
普通に美味かったっす。
「んまー」って声が聞こえてきそうですよ。
空気も美味いわなあ。

今頃おたまじゃくしがいっぱい。 妙なカラーリングの蛇も登場。

いったん「アクアグリーンビレッジ ANMON」に戻り、車に乗って白神山地の北側を通って日本海まで通じる「白神ライン」を北上、津軽峠を目指す。

40km以上続く白神ライン、無舗装です。走っていると
ラリーカーに乗っている気分になり、ドリフトでもやりたくなる。
見上げればいつの間にか夏の空。

「ANMON」から約20分で到着。 ここから約5分で「マザーツリー」へ。 マザーツリーとは・・・こういう巨木です。

その名に相応しい、圧倒的な存在感。幾多の命の
始まりと終わりを見てきたんだろう。神々しいね。
ちょうど、樹木保護のための柵ができていた。手に持つは
材料の青森ヒバ。すんごい良い匂いがする。ということで・・・
こんなことができるのは今日が最後だって。

マザーツリーの大きさを実感した後、案内板まで戻って今度は「自然観察歩道」に入る。終点はさっき見た暗門まで約5kmもあるので、途中で引き返さないとクマのエサになってしまいます。。
ここを散策する人は全くいないため、誰ともすれ違うことなくゆったりと歩くことができた。逆に静か過ぎて何か出そうな雰囲気。
ここはさっきの暗門に比べて、山頂部に近いせいかかなり明るい印象。薄暗い鬱蒼とした空気も好きだし、陽光きらめく森(というより林)の中を散策するのも楽しい。

明るい森もオツなもの。緑が明るくきらめいて、美しいですよ。
小さい頃はこんな山を駆け巡って、クワガタやらカブトムシやらを捕まえに行ってたなあ。

木々の間を吹き抜ける風に当たりながら、しばらく
じっとしていると、森の一部になったような気がする。
そうすると、人がいると思って黙っていたセミたちがワンワン鳴きだすんだな。
なんか、いつまでもじっと自然の音に耳を傾けていたい気分になってきます。

草花はようわかりません。これは?? これはアジサイです、かね。

これは何の実? 奥深いこの森を是非後世に残したいものです。

さて、名残惜しいですがそろそろ帰りますか。極楽ブナ林ドライブを終えると、そこは弘前。りんごの里です。

That's 日本の農村って感じの風景。 小さいながらも既に小さいりんごの実が。

約2時間あまりのドライブでホテルに到着。時間が遅いので今日は晩飯が先だ。って、食ったらさすがに疲れてそのまま寝ちゃいましたが。
今日の献立は・・・

ホテル内にあるミニチュアねぷた。でも結構な迫力。
左にいるお姉さんは本物(うそ)。
テーマは「勧進帳」。左が弁慶、右が義経ですな。

鮎の甘露煮に・・・ しょっつる鍋。しょっつるとは、ハタハタの塩漬け
から出る魚醤を出汁にした秋田名物。

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3日目 平成17年8月9(火) 十和田湖→田沢湖→小岩井農場→盛岡→東京

今日はゆっくりめで8時半過ぎにチェックアウト。まだゆっくり見ていない十和田湖畔を散歩する。一応平日だけあって、観光客はそんなに多くない。のんびりした雰囲気が心を和ませてくれます。

遊覧船は小型でゆっくり。 何もそんな狭い場所に一生懸命生えなくても
いいのにね。
さすがに「乙女の像」の周りには絶えず人が… でも、
何でみんなこのポーズやらないの?

東北地方には「旅の恥は掻き捨て」的な思考を持つ観光客はあまりいないようだ。妙なポーズの像には同じポーズで応えるのが礼儀ってもんです。周りの人のやや冷たい視線なんて気にしない、気にしない。

さて、ゆっくり十和田湖を見て回ったら、車に乗り込んでひたすら南下。今日は高速を使わずずっと下道である。
国道341号線に入り、鹿角(かづの)市を通過、かなり上ってきていて標高千mを超える高原地帯の気持ちよいドライブが続く。看板をみると「八幡平」とあります。なるほど、景色が良いわけだ。
脇道にそれて「八幡平アスピーテライン」という道路を走ると、八幡平の頂上まで行けて眺望も楽しめるらしいが、こちらは先を急ぐ身、後ろ髪を引かれつつ通り過ぎます。

十和田湖から約3時間、12時過ぎに田沢湖に到着。

こちらは海水浴場状態。家族連れで賑わっていた。
遠かったため秋田美人度は測定不能。
周囲は約20km。水深423.4mは日本一なり。
ちなみに「たつこ像」は湖の反対側のため行ってません。

ここで昼食を取るか、車でほど近い「乳頭温泉」に行くか、しばし悩む。温泉もかなーり魅力的だが、この後の行動を考えるとバタバタしちゃうしな・・・ 先へ進んで、当初から行く予定にしている「小岩井農場」『羊を眺めながらジンギスカンを食おう!』プランにすることにした。なんて酷い事を考えるんだこの人たちは。しかし、果て無き食欲の前では、食物連鎖の哀れさなんぞ説いても無駄無駄無駄無駄ー!!(by ディオ・ブランドー)。

速攻で田沢湖を後にし、今度は東へ向かう。スキー場で有名な雫石と過ぎると、すぐ先は小岩井。

で、2時過ぎに到着。 「牧場館」の焼肉屋。羊は見えなかったー
ってことで、良心の痛みは(ほんの少し)減少。
どっちかが冷凍、どっちかが半生(チルド)。
肉厚でうまかったっす。

小岩井名物といえば、やっぱりソフトクリーム!と・・・ 乗用乳牛と・・・

カメラ目線の牛・・・ ・・・じゃなくて乳搾り体験と・・・(見せ物みたいで少しかわいそう)

キュートな羊・・・ もとい、羊たちだ。最初は恐る恐る遠巻きに見ていたが・・・

120%無視する彼ら。だんだん大胆になり超接近しても関係なし。
一心不乱に草を食い続ける。
たまに顔を上げる。でも、かわいいんだよね。
毛は羊毛(当たり前)だからフカフカだし。

お、ちょっとは興味を示したか?に思われたが
次の瞬間、お口に合わないらしくペッてされました。
尻、尻、尻・・・

ムギュ!!! 僕にも食わせてよ。 羊と戯れタイム終了。お茶にしましょう。
チーズケーキハウスにて。

マイルドタイプ。でかくてズッシリ腹にたまる。 小岩井牛乳。 クラシックタイプ(だっけ?)のレアチーズが美味くて
目が垂れちゃいました。(元からだって?)

雄大な岩手山をバックに。 2時間くらいしか滞在できなかったけど、広々としてなかなか気分良かった。
もう少しゆっくりしたかったな。

おっともう4時を過ぎてしまった。急いで盛岡に行かねば。と思っても、30分くらいで着いちゃうんだけどね。
盛岡からも近いし、子供連れで遊びに来る人が多いんだろうなあ。現に駐車場もかなりいっぱいだったしね。

盛岡に着き、レンタカーを返してお土産の補充をしたりしてもまだ時間がある。こんなときは腹に入れるしかないでしょ、アレを。「アレって?」。「盛岡冷麺に決まってるじゃーん」。

選んだ店は「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」
妙なネーミングだな・・・
でもその筋の評価は高いらしい。
店内はなんかムーディー。そりゃ焼肉屋だからね。

ダンナはビビン麺をオーダー。さっき食ったチーズケーキが
腹持ち良すぎて完食できず。残念。
真打ち、盛岡冷麺。麺はすごいコシ、スープもあっさりで美味い!
左のキムチ?で好みの辛さに調節可。

この妙な店名、なんやろか?と思っていましたが、思わぬところで判明しました。
帰ってきた週の「どっちの料理ショー」で、『讃岐うどん 対 盛岡冷麺』(僕は何があっても讃岐うどんに1票)やってまして、その盛岡冷麺の特選素材「麺」で、ぴょんぴょん舎代表の「ピョンさん」が出ていたのでした。名前だったのね。

さて、食うもん食って、18:39発はやて26号にて帰京の途に着きました。

今回の旅は、(繰り返しますが )移動時間以外は雨に遭うこともなく、持病がでることもなく、快適な旅ができましたよ。
何よりもこの旅日記の「緑色」の多いこと!! 人が少ないところで思いっきり森林浴したい方は超お勧めです。

次回は白神山地の核心地域でも行ってプチマタギ化してくるかな。